デザイナー
ロゴデザインを作る前に、依頼主に何をヒアリングしておけばいいの?
ロゴデザインというのは会社やサービスの「顔」そのものです!
良いロゴデザインは、その会社やサービスの特徴・コンセプトを正確に掴み、グラフィカルに表現しています。
それを作り出すには、依頼主へのヒアリングがとても重要になってきます。
「ヒアリングが大事なのはわかるけど、社名やイメージカラーの他に何を確認すればいいか分からない」と思う人も少なくないはず。
そこで今回は、ロゴデザインを成功に導くために、依頼主へ事前にヒアリングすべきことを9つにまとめてみました!
正確なヒアリングができると、依頼主の手間も最小限に抑えることができ、デザインのアイデアも出しやすくなります!
なんとなく制作を開始するのではなく、相手にしっかりヒアリングを行い、進むべき方向を明確にしてから制作をスタートさせましょう。
会社やサービスの基本情報
沿革、歴史や由来を確認しましょう。
いつ設立した会社なのか、今から立ち上げる新サービスなのか、すでに既存のロゴがあるのか、などを会社やサービスの歴史や規模を確認しておきます。
事業内容
業態、サービス内容、規模を確認しましょう。
会社、お店、Webサービスなどの業態と、どういう価値を提供するモノなのか理解しておきます。
どんな思い、きっかけでロゴを制作orリニューアルしようと思ったか
目的や方向性を見失わないように、制作・リニューアルしたいと思った経緯を確認しておきましょう。
今後のビジョン
社員やスタッフなど、関わっている人にその会社やサービスをどう思ってもらいたいか、どうやって社会に貢献していきたいのか確認しましょう。
見る人に今後のビジョンを感じてもらえるデザインを目指しましょう。
強みや特徴
他社より優れている、強みになっている、差別化できていることは何か確認しましょう。
強みや特徴を理解した上でデザインします。
ロゴを見た人に、どんな印象を持ってもらいたいか
イケてる、格式高い、信頼できる、楽しそう、などざっくりでもOKです。
曖昧なイメージを、デザインで具現化してあげましょう。
ロゴデザインの要望
現段階で依頼主がイメージしているロゴの要望があるか確認しましょう。
キャッチコピーやイメージカラー、モチーフにして欲しいモノなど。
ここで注意したいのが、あくまでヒアリング段階なので、相手の話を鵜呑みにしてその要望通りに制作をスタートさせないでください。
なぜそのような要望が出たのか紐解いて、考察する時間を作りましょう。
どんな場面、用途で使用されることが想定されるか
webサイトで使われることが多いのか、紙媒体で使われることが多いのか、使用場面や用途を確認しましょう。
使用場面を想定して制作することができます。
決まり事を確認する
納期や進め方、納品形式、和文か欧文、欧文の場合は大文字小文字の表記など、決まり事を確認しましょう。
ロゴデザインのおすすめ本
別の記事で、ロゴデザインに関するおすすめ本を22冊紹介しています。
「見て学ぶ本」と「読んで学ぶ本」2つのジャンルに分けて紹介していますので、書籍購入の参考にしてもらえると幸いです。
【2024年版】ロゴデザインが学べるオススメ本23冊紹介!「見て学ぶ本」と「読んで学ぶ本」 ロゴデザインが学べるおすすめ本を、「見て学ぶ本」と「読んで学ぶ本」2つのジャンルに分けて紹介します! 今回紹介する本は、実...
まとめ
以上が「ロゴデザインを制作前に、依頼主へ事前にヒアリングすべき9つのこと」を紹介・解説になります。
ヒアリングした内容を、言語化した上で制作をスタートさせることで、的を得たロゴデザインを作ることができます。
この記事がロゴ制作するデザイナーやディレクターの参考になれば嬉しいです。
今回の記事を書く上で、参考にさせてもらった本があるので紹介します。
「要点で学ぶ、ロゴの法則150」
ロゴの基礎知識から、組織やサービスの内容を視覚的に伝えるための造形上の工夫を解説してくれます。
要点でまとめられていて読みやすいのでおすすめです!
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最後までお読みいただきありがとうございました。