今回は、イラストレーターの「変形効果」と「エンベロープメッシュ」を使ったデザインの制作例と、その作り方を紹介していきます。
とても簡単で5~10分あれば作れると思うので、皆さん是非作って試してみて下さい!
今回制作するデザインがこちらです。
波線のパターンで文字を表現していて、単体でも使えるし背景などでも使える表現だと思います。
それでは早速作り方を解説していきます。
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1.直線ツールで水平な線を引く
まずは直線ツールで水平な線を引きます。
線の太さは好みですが今回は「2pt」にします。
2.垂直方向にコピーする
上部メニューから「効果」<「パスの変形」<「変形…」を選択し、「変形効果」を使って垂直方向に50個コピーします。
数値は下記の通りです。
水平方向 : 3mm
コピー : 50
OKを押すと画像の状態になります。
3.エンベロープメッシュで波線に変形する
上部メニューから「オブジェクト」<「エンベロープ」<「メッシュで作成…」を選択します。
数値は下記の通りです。
行数 : 3
列数 : 10
OKを押すとパスが分割されるので、ダイレクト選択ツールで赤枠部分のアンカーポイントを全て選択します。
パスを選択した状態で「shift」を押しながら少し上にドラッグして下さい。
すると直線が下画像のように波線に変形します。
4.波線を斜めに傾けて、上にテキストを配置する
波線を選択して45度傾けて下さい。
その上に好きなテキストを1文字配置して下さい。
英語でも数字でも構わないので好きなフォントを選んでください。
私が使用しているフォントは「Pistilli」です。
5.マスクをかける
波線とテキストを両方選択して、「command + 7」でマスクをかけて下さい。
(windowsの場合は「control + 7」)
6.完成
これで完成です。
色はそのままでもいいですが、私は背景を黒にして波線を白にしてみました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、イラストレーターの「変形効果」と「エンベロープメッシュ」を使ったデザインの制作例と、その作り方を紹介させて頂きました。
マスクの対象をテキスト以外のオブジェクト(円とか四角形とか)にしたり、他にも使い方はたくさんあると思うので、覚えておくと便利だと思います。
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