デザイナー
底面が水平じゃないモチーフを、床に反射させるのって難しい…
Photoshop(フォトショップ)の遠近法ワープを使って、底面が水平じゃないモチーフを鏡面反射させる方法を紹介します。
デザインの手法として使われている「鏡面反射」とは、モチーフが床に鏡のように反射して写っている状態の事です。
コスメ商品の広告など、美容業界のデザインでよく使われる技法です。
底面が水平なモチーフの場合、垂直に反転させ透明度とマスクを調整すれば簡単に表現できます。
しかし底面が水平じゃないモチーフの場合、そのまま反転させるだけでは上手くいきません。
底面が水平じゃないモチーフを鏡面反射させるには、「遠近法ワープ」を使うと上手く表現できます!
今回はその方法を実演しながら解説していきます!
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【1】モチーフをコピー&反転
まずはモチーフをコピーし、下レイヤーに移動させます。
(元のレイヤー「グラス1」、コピーしたレイヤー「グラス2」)
上部メニューから「編集」<「変形」<「垂直方向に反転」を選択します。
すると下画像の状態になります。
【2】遠近法ワープ
「グラス2」を選択した状態で、上部メニューから「編集」<「遠近法ワープ」を選択します。
遠近法ワープとは、Photoshopの編集機能の一つで、オブジェクトを遠近法に沿って変形する事ができる機能です。
複数の面を選択する事ができ、それぞれの面を個別に変形させる事ができます。
面の作成
ドラッグすると長方形が出るので、一つの面をアバウトに作成します。
長方形を作ったら、グラスの形状に合うように赤丸の4つのポイントをドラッグで調整します。
もう一つの面を新たな長方形で作成します。
新たな長方形を作成すると、他の長方形に1辺が合体します。
先ほど同様に、ポイントを調整します。
ワープ
面が作成できたら緑枠の「ワープ」を選択し、ワープ機能に切り替えます。
ワープを選択したら、赤丸のポイントを反射させたい形に移動させます。
調整が終わったら画面上部の「◯」を選択してください。
【3】マスクで表示部分を調整
最後に緑部分がグラデーションになるようマスクで調整し、レイヤー全体の透明度を30~60%にします。
完成
まとめ
今回はPhotoshop(フォトショップ)の遠近法ワープを使って、底面が水平じゃないモチーフを鏡面反射させる方法を紹介しました。
モチーフを鏡面反射させたいケースは結構多いと思うので、覚えておくと便利です!
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