illustrator(イラストレーター)の新機能「生成再配色」の使い方を紹介します!
デスクトップ版 Illustrator バージョン 27.9(2023 年 9 月リリース)
生成再配色とは、オブジェクトのカラーを簡単なテキスト入力(プロンプト)で変更してくれる機能です。
Adobe FireflyのAIを活用しており、数秒でイメージにあった複数の配色バリエーションを提案してくれます。
ロゴやイラストなど、ベクターデータなら何でも変更可能です。
それでは早速解説していきます!
YouTube動画
今回の内容は動画でも解説しています!
動画で見たい!という方はこちらのYoutube動画をご覧ください!
【1】生成再配色の開き方
まずは、色変更したいオブジェクトを用意します。
今回は下画像のロゴをサンプルで使用します。
オブジェクトを選択した状態で上のメニューから、「編集」<「カラーを編集」<「生成再配色」を選択します。
生成再配色の画面が開きます。
【2】生成再配色の使い方
生成再配色には2つの使い方があります。
- サンプルプロンプトを使って色変更
- 自分でプロンプトを指定して色変更
まずは①の、サンプルプロンプトを使う方法を説明します。
サンプルプロンプトを使って色変更
生成再配色には、あらかじめ用意された9つのサンプルプロンプトがあります。
(今後増える可能性あり)
試しに右上の「ダークブルーの真夜中」をクリックしてみます。
すると、バリエーションが4つ生成されます。
好きなバリエーションをクリックすると、オブジェクトに色が反映されます。
自分でプロンプトを指定して色変更
次は、自分でプロンプトを指定して色変更する方法です。
プロンプトの欄に配色の指示を入力します。
「ピンク」「鮮やか」と入力して生成ボタンを押してみます。
バリエーションの欄に鮮やかなピンクを使った配色が生成されました。
今回は「ピンク」と色の名前を指定しましたが、夏や夜といった抽象的なワードでも生成することが出来ます。
カラーのボタンから色を指定すると、言葉だけでは伝わりにくい色をガイドすることができます。
リセット
初めの色に戻したい時は、右上のリセットボタンを押します。
詳細オプション
下にある「詳細オプション」のボタンから、「オブジェクトを再配色」の設定画面を開くことができます。
ここでは変更したくいない色を指定したり、手動で特定の色を変更したり、より詳細な設定を行うことができます。
まとめ
今回は、illustrator(イラストレーター)の新機能「生成再配色」の使い方を紹介しました!
面白い機能なのでぜひ使ってみてください!
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
書籍購入の参考にしてもらえると嬉しいです!
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