Illustrator

Illustratorのブレンド機能で、タイポグラフィーを立体的に重ねる方法

今回は、イラストレーターのブレンド機能を使って、平面的なタイポグラフィーを立体的に重ねる方法をご紹介します。

下画像左から、右のグラフィックを制作していきます。

作業としてはとても簡単なので、さっそく作り方を解説していきます。

1.アウトライン化したテキストを「遠近変形」で変形させる

まずは使用したいテキストをアウトライン化しましょう。【command+ shift + o】

windowsの場合は【control+ shift + o】

次にオブジェクトを選択した状態でツールから「自由変形」を選択して、アートボード内のどこかを一度クリックします。

すると「自由変形」の詳細ツール(赤枠)が出てくるので「遠近変形」を選択します。

オブジェクトの右端を選択して、右にドラッグして下画像のような遠近感をつけましょう。

2.オブジェクトをコピーして、縦幅を縮める

オブジェクトを下にコピーして、選択ツールで下画像のように縦幅を潰しましょう。

3.二つのオブジェクトをブレンドする

上部メニューから「オブジェクト」<「ブレンド」<「ブレンドオプション」を選択して下さい。

数値を「ステップ数 : 5」と設定します。

上部メニューから「オブジェクト」<「ブレンド」<「作成」を選択して下さい。

すると下画像のようになります。

アンカーポイントツールで下画像のアンカーポイントをクリックして、丁度いい間隔になるよう上にドラッグします。

4.オブジェクトをパスにする

上部メニューから「オブジェクト」<「分割・拡張」を選択して全てをパス化して下さい。

5.塗りを90度のグラデーションにする

オブジェクトの塗りをグラデーションにして下さい。

角度 : 90度
左カラー : #003c3f

右カラー : #48f2ff

今回は上記の通りに設定しましたが、好きな色にして頂いて構いません。

下部を暗い色(背景に近い色)にすると立体的に見えやすいです。

6.全てのオブジェクトを下にコピーして、垂直に反転させる

全てのオブジェクトを下にコピーします。

上部メニューから「オブジェクト」<「変形」<「リフレクト」を選択して、「垂直」にチェックを入れてOKを押します。

7.完成

8.最後に

今回は、イラストレーターのブレンド機能を使って、平面的なタイポグラフィーを立体的に重ねる方法をご紹介しました。

とても簡単に格好いいグラフィックが作れるので、皆さんも是非試してみて下さい!

このサイトではWEBデザイン・グラフィックデザインを独学で勉強されている初心者の方や、スキルアップしたいデザイナーに向けて、他にも様々なデザインの技法やノウハウを紹介しています。

他の記事も頂けると嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。