Illustrator

3D効果を使わずに、立体的なデザインを作る方法(Illustratorのブレンドツール)

Illustratorのブレンドツールで、3D効果を使わずに3Dっぽいデザインを作る方法!

今回はイラストレーターのブレンドツールを使って、立体的・3Dっぽいデザインを作る方法を紹介します!

3Dのデザインが苦手だという方は多いと思いますが(私もそうです)、この方法なら誰でも簡単にできちゃいます。

5~10分で本格的な3D風グラフィックが作れるので、是非読んで試してみて下さい。

今回制作するデザインはこちらです!

まぁ3Dというか3D風というか、そんな感じです!

やり方を覚えておくとデザインの幅が広がると思うので、覚えておいて損はないと思います。

それでは早速解説していきます。

1.好きなフォントで好きなテキストを用意する

まずは好きなフォントで好きなテキストを打ちましょう

特にこだわりがなければサンプルテキスト「FEEL SO GOOD」を使って下さい。

フォントの種類はサンセリフ系の太めがやりやすいと思います!

私が使っているのは「Helvetica」のBoldです。

用意したテキストを左寄せの3行にして、行間を下画像くらいに設定して下さい。

2.テキストをコピーして縮小&色を変更する

用意したテキストをコピーして左下に小さく配置します。

色を背景に近い色に変更します。(背景と同じ色でも大丈夫です)

次に小さいテキストのレイヤーを大きいテキストの下に移動して下さい。

ショートカットは【command + [ 】
windowsの場合は【control + [ 】

3.ブレンドオプションからステップ数を変更する

上部メニューから「オブジェクト」<「ブレンド」<「ブレンドオプション」を選択します。

下画像の設定ウィンドウが出ると思うので、ステップ数を「1」にしてOKを押します。

4.ブレンドを作成する

2つのテキストを選択した状態で、上部メニューから「オブジェクト」<「ブレンド」<「作成」を選択します。

すると下画像のような状態になります。

5.さらにブレンドを作成する

テキストを選択した状態で、赤枠のブレンドツールをダブルクリックします。

下画像の設定ウィンドウが出ると思うので、ステップ数を「300」にしてOKを押して下さい。

先ほど同様に上部メニューからブレンドオプションを選択して設定してもいいのですが、もう一つのやり方としてこちらを紹介しています。

(やりやすい方でOK)

すると下画像の状態になります。

線がギザギザになる場合は300の数値を大きくして下さい。

また、小さい方のテキストの大きさや位置で全体のバランスを調整して下さい。

6.大きいテキストの色を変更する

次に手前にある大きいテキストを、ダイレクト選択ツールで選択して色を変更します。

色は自由ですが、サンプルに合わせる場合は#c6388fに変更して下さい。

7.大きいテキストを同じ場所にコピーする

ダイレクト選択ツールで大きいテキストだけを選択して、コピーして同じ場所に配置して下さい。

8.完成

コピーしたテキストの色を好きな色に変更したら完成です。

私はテキストをアウトライン化してグラデーションにしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はイラストレーターのブレンドツールを使って、立体的・3Dっぽいデザインを作る方法を紹介しました!

3Dが苦手な方でもこれなら簡単に出来たと思います。

さらに色を変えたりテクスチャーを加えたりするだけで、いろいろと表現の幅が広がると思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました。