デザイナー
イラレで、波のように歪んだタイポグラフィーが作りたい!
illustrator(イラストレーター)の3D機能を使って、文字を波の形に歪ませる方法を紹介します!
作成するデザインはこちらです!
斜め上の視点から見たイメージです。
![波の形のタイポグラフィー](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_1.jpg)
それでは早速解説していきます!
YouTube動画
今回の内容は動画でも解説しています!
動画で見たい!という方はこちらのYoutube動画をご覧ください!
【1】文字を用意する
まずは任意の文字を用意し、3段に複製します。
4〜6文字くらいの単語を選ぶと表現しやすいです。
ここでは「WAVES」としています。
![WAVES](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_2.jpg)
【2】文字をシンボル化する
文字が用意できたら、上のメニューの「ウィンドウ」から、「シンボル」のパネルを開きます。
![シンボルパネルを開く](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_3.jpg)
文字をアウトライン化し、グループ化します。
【アウトライン化】 command(ctrl)+shift+O
【グループ化】 command(ctrl)+G
全て選択した状態で、シンボルパネルから「新規シンボル」のボタンをクリックします。
![「新規シンボル」のボタン](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_4.jpg)
シンボルオプションが開くので、下記の通りに設定します。
書き出しタイプ : ムービークリップ
シンボルの種類 : ダイナミックシンボル
![シンボルオプション](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_5.jpg)
OKを押すと、新規シンボルとして登録されます。
![新規シンボル登録](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_6.jpg)
【3】波線を作成する
直線ツールに切り替えて、水平な直線を描画します。
塗りは「線のみ」にしておきましょう。
![直線](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_7.jpg)
線を選択した状態で、上のメニューから「効果」<「パスの変形」<「ジグザグ」を選択します。
![「効果」<「パスの変形」<「ジグザグ」](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_8.jpg)
ジグザグの設定画面が開くので、下記の通りに設定します。
大きさ : 12px
折り返し : 3
ポイント : 滑らかに
![ジグザグの設定画面](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_9.jpg)
「大きさ」は、直線のサイズによってことなるので、目分量で参考画像に近づけて下さい。
これで、波線が出来ました。
![波線](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_15.jpg)
【4】押し出しとベベル(クラシック)で3D化する
波線を選択した状態で、上のメニューから「効果」<「3Dとマテリアル」<「3D(クラシック)」<「押し出しとベベル(クラシック)」を選択します。
![「効果」<「3Dとマテリアル」<「3D(クラシック)」<「押し出しとベベル(クラシック)」](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_10.jpg)
押し出しとベベル(クラシック)の設定画面が開くので、下記の通りに設定を行います。
位置 : アイソメトリック法-右面
押し出しの奥行き : 200pt~400pt
![押し出しとベベル(クラシック)の設定画面](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_11.jpg)
設定ができたら、「マッピング」のボタンを押します。
「アートをマップ」の画面が開くので、上の表面の項目を「6/6」にします。
シンボルのタブから、先ほど作った「新規シンボル」を選択します。
![アートをマップ](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_12.jpg)
シンボルが配置されるので、90°回転させ、両端いっぱいまで拡大します。
この画面では、上下もピッタリのサイズになっていますが、余白ができても構いません。
「構造体を表示しない」にチェックを入れます。
これにより、シンボルだけが表示されます。
![シンボルをマッピング](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_13.jpg)
設定ができたら、OKをクリックします。
【5】完成
これで完成です!
![波の形のタイポグラフィー](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_1.jpg)
補足
角度調整
出来上がったデザインを回転させると、角度を調整することができます。
![出来上がったデザインの角度調整](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_16.jpg)
パス化
上のメニューから「オブジェクト」<「アピアランスを分割」を選択すると、出来上がったデザインをパスにすることができます。
![アピアランスを分割](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/122_14.jpg)
まとめ
今回は、illustrator(イラストレーター)の3D機能を使って、文字を波の形に歪ませる方法を紹介しました!
波線の形や、フォントの種類を変えると、色々とアレンジできるのでぜひ試してみて下さい!
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
書籍購入の参考にしてもらえると嬉しいです!
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