illustrator(イラストレーター)を使って、円盤型のタイポグラフィーを作る方法を紹介します。
円形に角度をつけた、3D感のある文字デザインです。
制作する上でポイントになる機能は、「ブラシ」「パスの変形」「自由変形ツール」の3つです!
それでは早速解説していきます!
YouTube動画
今回の内容は動画でも解説しています!
動画で見たい!という方はこちらのYoutube動画をご覧ください!
【1】文字をブラシに登録する
まずは、任意のテキストを用意し、【command(ctrl)+ shift + O】でアウトライン化しておきます。
ここでは「DISK TYPOGRAPHY」としています。
用意した文字を、ブラシパネルにドラッグします。
ブラシパネルが表示されていない方は、上のメニューの「ウィンドウ」から表示しましょう。
新規ブラシの画面が出るので、「パターンブラシ」を選択してOKを押します。
パターンブラシオプションの画面が立ち上がるので、下記の通りに設定します。
拡大・縮小 : 固定
間隔 : 8%
フィット : タイルを伸ばしてフィット
OKを押すと、新規ブラシに登録されます。
【2】正円にブラシを適用する
ブラシを登録できたら、楕円形ツールで正円を作成します。
塗りは線のみにしておきましょう。
正円を選択した状態で、先ほど作った新規ブラシをクリックします。
正円にブラシが適用されるので、下画像を参考に、文章が4つほど繰り返されるように拡大縮小します。
上のオプションバーから、線の種類を先細にします。
これを180°回転させます。
【3】パスの変形を適用する
次は、作った円形のデザインを内側に複製していきます。
上のメニューから「効果」<「パスの変形」<「変形」を選択します。
変形効果の画面が立ち上がるので、下記の通りに設定してOKを押します。
水平方向 : 83%
垂直方向 : 83%
回転 : 12°
コピー : 12
作ったデザインをパスにするため、上のメニューから「オブジェクト」<「アピアランスを分割」を選択します。
【4】自由変形ツールで変形する
次は、自由変形ツールで全体に角度をつけていきます。
自由変形ツールの「パスの自由変形」を選択します。
右上のポイントを、左下方向にドラッグで少し移動させます。
完成
これで完成です!
【command(ctrl)+ shift + G】でグループを解除し、色を交互に変更すると面白いデザインになります。
まとめ
今回はillustrator(イラストレーター)を使って、円盤型のタイポグラフィーを作る方法を紹介しました!
色や文字、フォントを変更することで、様々なデザインにアレンジできるのでぜひ試してみてください!
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
書籍購入の参考にしてもらえると嬉しいです!
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