illustrator（イラストレーター）で、文字に光沢を加える方法を紹介します！
光沢といっても立体的な光沢ではなく、1色の平面的な表現です。
文字を3D化した後に画像トレースすることで、平面的な光沢を表現します。
今回作成する文字はこちらです！
それでは早速解説していきます！
YouTube動画
今回の内容は動画でも解説しています！
動画で見たい！という方はこちらのYoutube動画をご覧ください！
【1】テキストと3つのパネルを用意
テキストを用意
まずは任意のテキストを用意します。
ここでは「Nighty DEMO」というフォントを使用しています。
カラーは黒に近いグレーにしておきましょう。
ここでは「#2a2a2a」にしています。（文字サイズ600pt）
3つのパネルを用意
今回は「3Dとマテリアル」「プロパティ」「画像トレース」の3つのパネルを使用します。
それぞれ上のメニューの「ウィンドウ」から表示させておきます。
【2】テキストを3D化する
オブジェクトの設定
文字を選択した状態で、「3Dとマテリアル」のパネル移ります。
「オブジェクト」のタブを選択し、下記の設定をします。
3Dの種類 : 膨張
ボリューム : 60%
（他の数値は触っていませんが、下の画像と違う場合は画像の通りに設定してください）
マテリアルの設定
「マテリアル」のタブを選択し、下記の設定をします。
ライトの設定
「ライト」のタブを選択し、下記の設定をします。
強度 : 200%
回転 : 125°
高さ : 20°
柔らかさ : 70%
環境光 : チェックを外す
レンダリング
3つのタブの設定が終わったら、緑の枠を選択し、レイトレーシングをオンにし、レンダリングのボタンを押します。
（画質は低でOK）
レンダリングすると、3Dが綺麗に表示されます。
【3】アピアランスを分割
文字を選択した状態で、上のメニューから「オブジェクト」<「アピアランスを分割」を選択します。
これで3Dの再設定はできませんが、データは軽くなります。
【4】画像をトレースする
画像トレース
プロパティパネルに移り、画像トレースのボタンを押します。
画像トレースの設定
画像トレースのパネルに移り、下記の設定をします。
しきい値 : 130
パス : 50%
コーナー : 50%
ノイズ : 25px
オプション : 「曲線を直線にスナップ」のチェックを外し、「ホワイトを無視」にチェックを入れる
この設定は、選んだフォントやサイズによって見え方が変わってくるので、プレビューを見ながらお好みで調整してください。
拡張
最後にプロパティパネルに移り、拡張のボタンを押します。
【5】微調整
不要な小さいパーツは、グループ選択ツールで選択して削除しましょう。
完成
色を変更したら完成です！
まとめ
今回はillustrator（イラストレーター）で、文字に光沢を加える方法を紹介しました！
今回の方法は、文字の上からペンツールで書き足すことで同じような表現ができますが、どこに光を置けば自然に見えるか迷うことがあります。
そんな時に試してほしい方法です！
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
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