Photoshop(フォトショップ)の変形機能「置き換え」を使って、文字をグリッチ風に加工する方法を紹介します!
「置き換え」とは、オブジェクトを別のデータの形状に合わせて変形させることができる機能です。
この機能を使って文字を変形させることで、モニターの乱れに似た「ズレ」や「ゆがみ」をリアルに表現することができます。
左のpsdデータを読み込んで、右の文字を加工していきます。
グリッチ加工とは、画像や動画に意図的に不具合を加えることで、芸術的な効果を生み出す技法のことです。
例えば、映像の一部が途切れたように見せたり、画像のピクセルが歪んだり、色が滲んだりするような効果が使われます。
YouTube動画
今回の内容は動画でも解説しています!
動画で見たい!という方はこちらのYoutube動画をご覧ください!
基本情報
- 横 : 1980px 縦 : 1308px
- 解像度 : 72dpi
- フォント : Helvetica Bold
- フォントサイズ : 280px
【1】テクスチャーを作成
まずは変形の元となる、テクスチャー素材を作成します。
背景を黒で塗りつぶします。
ブラシツールに切り替え、大きい&柔らかいブラシ設定で「白」で描画していきます。
描画できたら、上のメニューから「フィルター」<「変形」<「波形」を選択します。
波形の設定画面が立ち上がるので、下画像の通りに設定します。
必ずこの設定にする必要はないので、波数などの細かい数値はアバウトでOKです。
OKを押すとテクスチャーの完成です。
テクスチャーができたら、上のメニューから「ファイル」<「コピーを保存」を選択し、psdの複製を保存しておきます。
【2】文字を用意
テクスチャーレイヤーの上に、黒のベタ塗りレイヤーを作成します。
ベタ塗りレイヤーの上に、任意のテキストを配置します。
テキストを上に一つ複製し、右クリックからスマートオブジェクトに変換します。
元のテキストは非表示にしておきます。
【3】「置き換え」で文字を変形させる
スマートオブジェクトを選択した状態で、上のメニューから「フィルター」<「変形」<「置き換え」を選択します。
置き換えの設定画面が立ち上がるので、下画像の通りに設定し、OKを押します。
ファイルの選択画面に移るので、先ほど保存したテクスチャーのpsdデータを選択します。
これで「置き換え」が適用されます。
【4】完成
まとめ
今回はPhotoshop(フォトショップ)の変形機能「置き換え」を使って、文字をグリッチ風に加工する方法を紹介しました!
テクスチャー次第で、様々な偶然のデザインを生み出すことができます。
楽しいので皆さんも是非試してみてください!
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
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