illustrator(イラストレーター)で、平面的なオブジェクトを「立体感のある円形(輪)」に変形する方法を紹介します!
下画像のような「リストバンド」のデザインを使って説明します。
初めに平面のデザインを作ってから、立体感のある円形に変形していきます。
![平面のデザイン](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_1.jpg)
![立体感のあるデザイン](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_2.jpg)
長方形のデザインだけでなく、タイポグラフィーにも応用することができます。
![タイポグラフィーに応用](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_22.jpg)
YouTube動画
今回の内容は動画でも解説しています!
動画で見たい!という方はこちらのYoutube動画をご覧ください!
【1】オブジェクトをシンボル化
まずは任意のデザインで、長方形のオブジェクトを用意します。
![オブジェクトを用意](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_3.jpg)
オブジェクトが用意できら、上のメニューから「ウィンドウ」<「シンボル」を選択し、シンボルパネルを開きます。
![「ウィンドウ」<「シンボル」](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_4.jpg)
オブジェクトを180度回転させ、シンボルパネルにドラッグします。
![シンボルパネルにドラッグ](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_6.jpg)
シンボルの設定画面が出るので、下画像と同じ設定にします。
![シンボルの設定画面](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_7.jpg)
OKを押すと、オブジェクトがシンボルに追加されます。
![シンボルに追加](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_8.jpg)
【2】3Dで円柱を作成
次は楕円ツールで正円を作成します。
![楕円ツールで正円を作成](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_9.jpg)
円を選択した状態で、上のメニューから「効果」<「3Dとマテリアル」<「3D(クラシック)」<「押し出しとベベル(クラシック)」を選択します。
![「効果」<「3Dとマテリアル」<「3D(クラシック)」<「押し出しとベベル(クラシック)」](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_10.jpg)
「押し出しの奥行き」を目分量で調整します。
シンボル化したオブジェクトよりも高さが出るようにしてください。
![押し出しの奥行き](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_11.jpg)
【3】円柱にシンボルを貼り付ける
「押し出しの奥行き」の調整ができたら、左下の「マッピング」のボタンを押します。
![マッピングのボタン](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_12.jpg)
「アートをマップ」の画面が出るので、上の矢印ボタンを押し、「3/3」の画面にします。
![アートをマップ](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_13.jpg)
シンボルの項目から、先ほど作成したシンボルを選択します。
![シンボルを選択](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_15.jpg)
shiftを押しながら左右の幅を端まで拡大し、「構造体を表示しない」にチェックを入れます。
「構造体を表示しない」にチェックを入れると、貼り付けたシンボルだけを表示することができます。
![左右の幅を端まで拡大](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_16.jpg)
OKを押すと、円柱の側面に合わせてシンボルが表示されます。
![円柱の側面に合わせてシンボルが表示](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_17.jpg)
【4】角度を調整する
緑枠の立方体をドラッグし、好きな角度に調整します。
![角度調整](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_18.jpg)
【5】アピアランスを分割
最後に上のメニューから「オブジェクト」<「アピアランスを分割」を選択すると、パス化されるのでパーツをバラバラにしたり、色を変更することができます。
![パーツをバラバラにする](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_21.jpg)
完成
後ろのパーツを少し暗くしたら完成です!
![完成](https://design-spot.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/106_2.jpg)
まとめ
今回はillustrator(イラストレーター)で、平面的なオブジェクトを「立体感のある円形(輪)」に変形する方法を紹介しました!
とても簡単な方法なので、皆さんもぜひお試しください!
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
書籍購入の参考にしてもらえると嬉しいです!
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