デザイナー
イラレの生成AI「テキストからベクター生成」の使い方が知りたい!
illustrator(イラストレーター)の生成AI機能、「テキストからベクター生成」の使い方を紹介します!
この機能を使えば、自分では書けないイラストを簡単に生成する事ができます。
テキストからベクター生成とは、プロンプト(言葉の指示)を入力することで、ベクターデータのイラストをAIが生成してくれる機能です。
Adobe FireflyのAIを搭載しており、「2024 Ver.28.0」以降のバージョンで使用できる機能です。
2023年10月時点ではまだ(ベータ機能)ですが、既に商用利用することも可能です。

それでは早速解説していきます。
YouTube動画
今回の内容は動画でも解説しています!
動画で見たい!という方はこちらのYoutube動画をご覧ください!
【1】簡単な図形を作成
まずは、生成したいエリアに図形を作成します。
長方形ツールでも、楕円形ツールでも構いません。
今回は長方形ツールで、正方形を配置します。
図形の色は何色でもOKです。

【2】「テキストからベクター生成」を表示する
コンテキストタスクバーを使う場合
ダイレクト選択ツールで図形を選択すると、コンテキストタスクバーに「生成」のボタンが表示されます。

コンテキストタスクバーが表示されていない方は、上のメニューのウィンドウから「コンテキストタスクバー」を選択すると表示する事ができます。

生成パネルを使う場合
コンテキストタスクバーを使いたくない方は、上のメニューのウィンドウから「テキストからベクター生成」を選択します。
テキストからベクター生成のパネルが開くので、ここから生成する事ができます。

【3】生成の種類を選択する
「テキストからベクター生成」には4つの種類があります。
- 被写体(イラスト単体)
- シーン(背景込みのイラスト)
- アイコン(アイコン風のイラスト)
- パターン(総柄)

生成したいベクターデータの種類を選択します。

今回は被写体で生成します。
【4】プロンプトを入力して生成する
プロンプトを入力して、生成ボタンをクリックします。
今回は「薔薇のイラスト」と入力ています。

しばらく待つとイラストが生成されます!

自動的に3つのパターンが生成されます。
好きなパターンを選びましょう。
もっと違うパターンがみたい場合は、もう一度生成ボタンをクリックします。
もう3パターン生成されます。
【5】生成パネルのオプションメニュー
「テキストからベクター生成」のパネルでは、生成に関する詳細な設定ができます。

A:アクティブなアートボードのスタイルに一致
右にスイッチすると、アートボード上の他のデータを参考に色味やスタイルを合わせてくれます。
左にスイッチすると、他のデータは無視して独立した色味やスタイルのデータを生成してくれます。
B:スタイルピッカー
イラストのスタイルを学習させることができます。
参考にしたいベクターデータ、又は画像を読み込むことで、それに似たスタイルでイラストを生成することができます。

C:サンプルプロンプトを表示
あらかじめ用意されている、サンプルのプロンプトを試すことができます。
こういう指示をすれば、こういうイラストが生成出来るんだ!ということが体感できます。

D:ディテールの設定
ディテールの設定を「0~5」で選ぶことができます。
数値を大きくするとパスの数が多くなり、複雑なイラストが生成されます。

まとめ
今回はillustrator(イラストレーター)の生成AI機能、「テキストからベクター生成」の使い方を紹介しました!
この機能を使えば、絵を描くのが苦手な方も簡単にイラストを生成する事ができます。
ぜひ皆さんも試してみて下さい。
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
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