デザイナー
イラレの新機能「モックアップ」の使い方が知りたい！
illustrator（イラストレーター）の機能、「モックアップ」の使い方を紹介します！
イラレの「モックアップ」とは、画像の形状に合わせてベクターアートを自動で変形してくれる機能です。
Tシャツやボトル、ダンボールなど形が分かりやすい画像に、作成したベクターアートを自然に合成することができます。
2023年11月現在この機能はまだベータ機能ですが、通常のイラストレーターで使用することができます。
今回は、左のベクターアートと右の女性画像を使って、Tシャツのモックアップを実演しながら解説していきます。
それでは早速解説していきます！
YouTube動画
この記事の内容は動画でも解説しています！
動画で見たい！という方はこちらのYoutube動画をご覧ください！
【1】ベクターアートと画像を用意
まずは、ベクターアートと画像を用意します。
ここで使用する画像は「Adobestock」の無料素材を使用しています。
同じ画像をダウンロードしたい方はこちらからダウンロードできます。
【2】モックアップを実行する
ベクターアートと画像を選択した状態で、上のメニューから「オブジェクト」<「モックアップ（Beta）」<「作成」を選択します。
初めて使用する際は、インストールの画面が出るのでインストールボタンを押しましょう。
ベクターアートを画像に重ねると、画像の形状に合わせて自動で変形します。
【3】サイズや傾きを調整する
上下左右に4つのポイントが表示されます。
このポイントをドラッグすると、ベクターアートのサイズや形を調整できます。
shiftキーを押しながらドラッグすると比率を保つことができます。
ベクターアートの位置を調整すると、画像の形状に合わせて変形してくれます。
この変形は、元のベクターアートを記憶したまま非破壊で行われます。
解除したい場合は、上のオプションバーから「解除」のボタンを押すと解除することができます。
【4】ベクターアートを馴染ませる
配置したベクターアート馴染ませたい時は、透明パネルから描画モードを変更しましょう。
今回は「乗算」にします。
透明パネルは上のメニューの「ウィンドウ」から表示することができます。
【5】モックアップのパネルの説明
上のメニューから「モックアップ（Beta）」を選択すると、モップアップのパネルも同時に表示されます。
パネル上の「①モックアップ」からもモックアップを実行することができます。
②のドロップダウンメニューは、モックアップのサンプルを表示することができます。
③のボタンでサンプルを編集することができ、④で素材画像（有料）を購入することができます。
自分で画像を用意する場合は使わない機能になります。
【6】モックアップの他の使用例
モックアップはTシャツだけでなく、ボトルやボックスなど様々な画像に使用することができます。
まとめ
今回はillustrator（イラストレーター）の機能、「モックアップ」の使い方を紹介しました！
とても便利な機能なのでぜひ使ってみてください！
このブログではデザインに関する様々な参考本を紹介しています。
書籍購入の参考にしてもらえると嬉しいです！
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